大人気ドラマとなった半沢直樹の後枠で始まるのが、安堂ロイド。
半沢直樹の最終回が42,2%と平成以降のドラマで第一位となったこともあり、
その次の安堂ロイドには否が応でも期待がかかってきます。
半沢バリの人気ドラマとなるのかそれとも大コケしてしまうのか、
多くの人が気になっているところかと思います。
しかし、大方の予想では大コケするのではないかということ。
どういった根拠があってそういう推察になるのでしょうか!?
安堂ロイドは大コケする!?
ドラマの企画書を読んだ業界の関係者は次のように語っています。
「業界内では正直、失笑を買っている。あれだけの骨太ドラマの後枠に、キムタクというピークを過ぎたアイドルを起用する意味が理解できない。
百歩譲ってキムタクを認めたとしても、キャラ設定や構成がかなりずさん。徹底的にこだわりぬいた『半沢直樹』と比較すると、どうしても見る気がしない」
と安堂ロイドの大コケを予想しています。
たしかに半沢直樹と言えば、銀行内での抗争のリアリティーさが
見どころに一つでありました。
そして、そのリアリティーさを演じる役者が堺雅人や香川照之など
超がつくほどの実力派がそろっていました。
最近、視聴率が爆発的にあった「家政婦のミタ」も同様の傾向で
リアリティーのある脚本に松嶋菜々子という
実力派女優が主役を演じるというもの。
こうやってみると、今の視聴者はよりリアリティーのある脚本でかつ、
それを演じる役者が巧いものを見たいと思っているのでしょう。
つまり、視聴者の目が肥えてきているということなのかもしれません。
一昔前であれば、話題となったのはキャーキャー言われるような
美男美女のラブストーリーで演技やストーリーがよかったというよりは
「主役の○○がかっこよかった」というようなものだったと思います。
それが、今人気が出ているドラマというのは
「あの○○の場面がすごかった」という変化をしているのかもしれませんね。
半沢直樹で目の肥えた視聴者が多いだけに、
もし、安堂ロイドのキャラ設定や構成がずさんであれば、
初回は視聴率は高いものの、それ以降は
一気にガタ落ちするかもしれないですね。
では、肝心のストーリーとはどのようなものなのでしょうか!?
安堂ロイドのストーリー
主演が木村拓哉でヒロインが柴咲コウです。
主演の木村拓哉が演じる沫嶋黎士(まつしまれいじ)は
天才物理学者でタイムマシンの理論を作り出したが、
100年後の世界から送られてきたアンドロイドによって殺されてしまう。
そして、その婚約者である柴咲コウ演じる安堂麻陽(あんどうあさひ)も
何者かによって命を狙われてしまいます。
そんな麻陽の前に死んだはずの黎士とそっくりの男・ロイドが、
机の引き出しの中から現れ、彼女を守っていくラブストーリーとなっています。
どこかで聞いたような話が2か所ほどありましたね。
未来からのアンドロイドによって命を狙われるというのは
まさに「ターミネーター」と同じ設定ですね。
そして、机から出てくると言うのはもちろん「ドラえもん」と同じです。
おそらく、パロディーにしているのでしょうが、
それが視聴者にどうとらえられるのかは見ないと分かりませんね。
本田翼や山本美月など今人気急上昇中の女優も出てきていますが、
どちらかというと演技派というよりは人気重視のキャストになっていますね。
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こうやってみると一見こけそうな要素がありますが、
実は大ヒットする要素もかなりあるのです。
安堂ロイドの大ヒットする要素とは!?
まず一つ目は、主演の木村拓哉と柴咲コウという組み合わせです。
木村拓哉は、どんなドラマでも大コケすることはまずありませんし、
柴咲コウは「ガリレオ」から分かるように出演作がヒットしています。
そして木村拓哉と柴咲コウの組み合わせと言えば
10年前に「Good Luck」がありましたね。
瞬間最高視聴率は37,6%とその頃のドラマではダントツでした。
また、実は今回のドラマには原作がないオリジナルなドラマです。
普通であれば原作があってドラマ化しますが、今回はそれがありません。
そして、ドラマの中ではSFの世界が描かれるのですが、そのコンセプトを
担当しているのがエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明さんです。
さらに脚本は「SPEC」で有名な西荻弓絵という豪華さです。
これほど、大ヒットする要素が満載ですので、
少なくともキムタクや柴咲コウファンや、
エヴァファン、SPECファンなどは見ることになりますし、
全く期待外れの作品になることはまずないかと思われます。
次のクールのドラマではダントツの1位になると予想しています。